〈お茶を知る〉抹茶の成分

抹茶に含まれるさまざまな成分を
ご紹介します。

もともとは中国に始まった抹茶の歴史。健康に良いものとして古くから親しまれてきました。近年、カテキン、サポニン、ビタミンなど、抹茶に含まれる多くの栄養成分についての研究が進み、抹茶はますます健康維持に役立つ飲み物として期待されています。
また抹茶は、お湯で抽出して飲むお茶と違い、茶葉を粉末状にしてそのまま飲むため、葉に含まれる栄養素を余すところなく摂ることができるという利点があり、そのおいしさとともに、健康によい飲み物としても、老若男女問わず多くの人に親しまれています。

カフェイン

お茶の苦みに関与しているといわれる成分で、抹茶をはじめ、コーヒーや紅茶などに含まれていることで知られています。リフレッシュしたい時に役立つ成分です。

ビタミン

抹茶にはビタミンC、A、Eなど、美容にも健康にも嬉しいたくさんのビタミンが含まれています。茶葉自体を粉末状にして飲む抹茶は、含まれるビタミンそのままを摂取できます。

ミネラル

カリウムやカルシウム、リン、食物繊維など、抹茶には、ミネラル成分が含まれています。

カテキン

お茶の渋みのもととなるタンニンを形成する主成分で、ポリフェノールの一種です。最近特に注目を浴びています。

テアニン

アミノ酸の一種で、日本茶のうまみを形成する成分です。心身をリラックスさせてくれるので、ほっと一息入れたいときに。

サポニン

お茶の渋みや苦み、(特に抹茶に見られるような)泡立ちに深く関与する成分です。

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